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【ネタバレあり】松本人志 「ドキュメンタル Documental シーズン2」の感想

2018/04/23

遅ればせながら、松本人志 「ドキュメンタル Documental シーズン2」を観たのでその感想を書いてみます。

シーズン1はかなりつまらなくて、ガッカリしました。

このため、シーズン2も期待せずに、Amazonプライムで無料で観れるので観たという感じです。

前回は優勝者(みんなの100万円を総取りする人)が決まらないという最悪のエンディングだったので、その反省からかポイント制を取り入れて必ず優勝者が出るようになっていました。

今回、一人だけ物凄く頑張っていた人がいました。バイキングの小峠さんです。小峠さんの必死さは、観ているこちらにも否応もなく伝わってきて、大好きになりました。お笑いが大好きで、お笑いに命を賭けているのが観ていてとてもよくわかりました。

ノブコブ吉村とか、森三中の大島とか、かなり印象が悪くなりました私は。攻めないし、攻めても面白くなかった。大島の負け方はひどすぎて、もう大物作家の嫁だから昔の尖っていた大島はもう観れないのでしょうね。

 

最終的に、小峠さんとジャンポケの斎藤が残って、最後の戦いが行われました。斎藤も頑張ったので、笑ってしまう部分もありましたが、どこか尻すぼみになりました。

小峠さんの優勝は文句なしで喜べましたが、終わったときには、この二人はコレで良かったのかという放心状態でした。

松本は、「面白かった。こういうのが観たかったんだよ!」と言っていましたが、小峠さんは「松本さんのあの言葉で救われました」と言ってしまっています。

この小峠さんのこの言葉に、このドキュメンタルがいかに企画として良くないかが表れているように思います。

最後は笑うのをガマンする二人なので、殺伐としてしまっています。

優勝者は笑わせまくった!優勝だ!という喜びがないため、最後の盛り上がりに欠けてしまっています。

本当に小峠さんがいなかったら、今回もかなりつまらないまま終わっていたと思います。

そのくらい、面白くないですよこの企画。前回の感想にも書きましたが、笑いは増幅していくものだと思うので。

松本人志さんを崇めるのはもうやめにしないと。あの人もうこれから面白いものを創れないかも。

 

ただ、ガキの使いでフリートークを再開したのは、松本さんなりに危機感を持ち始めたのでしょうかね。とても良いことだと思います!

「あ、俺ジュニアとかさまぁ~ずよりもオモロないな」と。

まだガキの使いで再開したフリートークも手探りで爆笑をとるほどではないですが、やっぱもう一度面白い松ちゃんを観たいですね。

ネタ書いてライブをしたり、フリートークのライブとかをしていないと、周りにはイエスマンしかないのだから、面白くなくても褒められて裸の王様になっちゃいますよね。

 

さまぁ~ずの大竹さんが、「お笑い芸人なのに何でネタ書いてライブやらなくなるの?」と言っていました。売れたらやらなくなる人が多いですが、当たり前のように毎年ネタを書いてライブをやり続けるさまぁ~ずさんかっこいいですね。さまぁ~ずはフリートークもやっているし、そりゃ面白いままでいられるわ。

またしても厳しいことを書いてしまいましたが、小峠さんがすごかった!というドキュメンタル シーズン2の感想でした。



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