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投資(米国株、中国株)記録、英語勉強(現状TOEIC865→目標950と英検1級)、ゲームや商品のレビューなど。哀愁の40代独身男。リスク口座資産5463万円(入金4131万円)。

エルデンリングをクリアした感想・レビュー これまでのフロムゲーとの比較など

2022/09/14

フロム・ソフトウェアのエルデンリングPC版を全エンディングをクリア、実績コンプ(トロコンのPC版)までプレイしたので感想・レビューを書いてみたいと思います。

英語の勉強のために英語版でプレイしたかったのでPC版を選択しました。ほぼソロでプレイしていて、マルチはとあるNPCイベントのために侵入しただけの感想・レビューです。

エルデンリングは神ゲーだったか?

発売前の海外メタスコアが97と非常に高く、私もとても期待していましたが、PC版はバグが怖いので、発売日当日は買わずに少し様子を見ていました。案の定、バグが多かったみたいで、発売当初は酷評されていました。

その後のアップデートで何とかプレイできるくらいにはなったようなので、発売から1か月後くらいから私はやり始めました。遅らせたからだと思いますが、バグに関しては、ほとんどありませんでした。カクつくことが多かったのと、フリーズが数回あったくらいですかね。それ例外はバグとかありませんでした。ライトゲーマーは少し待ってからプレイすると良いですかもですね。

事前情報でわかってはいましたが、始めてすぐに感じたのは、ダークソウルの続編という趣が強く、「オープンワールドになって、馬に乗れてジャンプ攻撃ができるダークソウル」 という感じです。

そして、それ以上ではなかったというのが、実績コンプまでプレイしてもその印象は変わっていません。

しかも、「戦闘は弱者救済措置多めで、死にゲーの面白さが損なわれていた」ので、戦闘のドキドキ感はダークソウル以下になってしまった!というのが率直な感想です。

ダークソウルになかった「遺灰」というのがあって、ボス戦でそれを召喚できるのですが、コレは要らなかったと思います。遺灰を召喚してボスと戦うと、全然死にゲーではなくなるので、私はほぼ遺灰なしでボス戦はやりました。

遺灰ありでクリアした人は私よりも達成感が低いのでは?と勝手に想像しています。あくまで私の主観です。

遺灰はダメだったとして戦技は?

戦技というのもダークソウルになかったもので、これについては私は完全否定ではありません。面白い要素だったと感じています。

しかし!とても強い戦技があって、しかもそれをほぼ通常攻撃みたいに沢山撃てるので、戦技ゲーになってしまっていたのが残念ですね。

個人的に強すぎたと感じた戦技は、

武器固有戦技だと星獣の顎の「重力雷」、名刀月隠の「束の間の月影」、屍山血河の「死屍累々」、

武器固有戦技でないものだと「猟犬のステップ」です。

これらの戦技は強すぎでしたね。ボスの行動を覚える前に倒せてしまうことが多かったです。

だいたいのボスが1、2回は勝てないのですが、3回目くらいには勝ててしまう感じでした。勝てたときの達成感はあまり無かったですね。

終盤に「マレニア」というボスがいて、このボスだけが唯一5、6時間勝てませんでした。屍山血河の「死屍累々」を使っても全然勝てないくらい難しかったです。でもこのボスに再戦するのは全然イヤじゃなくてずっと再戦していました。左手の親指が痛くなるくらいやってました笑 倒したときの達成感はこれぞフロムゲーという感じで、このボスがいたことは私にとって救いでした。

こういうボスがあと3つくらいいたら、私の評価はもう少し良かったかもしれません。

SEKIROが良すぎた??

SEKIROがフロムゲーで一番好きな私としては、もうちょっとSEKIROの戦闘のテイストを入れて欲しかったと感じてしまうのです。あの弾きまくる戦闘は楽しかったです。SEKIROはメイン武器が刀だけだったので、ああいう絶妙な戦闘の難易度調整ができたのでしょう。

エルデンリングのような多数の武器を使えるゲームで、SEKIROのような緻密な戦闘のバランスを期待するのはお門違いかもしれません。でもSEKIROが面白すぎたからどうしてもあの感じを求めてしまうのですよね。見切りとか最高に気持ちよかったですよね。

SEKIROは、全てのボスにおいて、ボスの行動を把握しないと勝てませんでした。弾いたりジャンプで交わしたりする戦闘が、「まるでボスと会話しているみたい」でした。

SEKIROにも爆竹や手裏剣といった義手忍具というものがありましたが、あくまでも補助的なもので、メインは刀での剣戟でした。

エルデンリングの戦技も、SEKIROの義手忍具くらいの位置づけだったほうが良かったと思います。あくまでも補助的なものだったほうが良かったと思います。戦技は強くても、ボス戦で3発くらいしか撃てないくらいにして、あくまでもメイン武器の攻撃で攻略するしかない感じのほうが良かったと思います。

死にゲーに救済措置は必要か?

エルデンリングは、幅広い層にプレイしてもらうことを想定して、救済措置として「遺灰」、「戦技」を設定するしかなかったのでは?みたいな記事を読んだことがあるのですが、難易度が低いゲームは、ストーリーに引き込まれるから成立するのであって、フロムゲーのようなストーリーがよくわからないもので難易度が低くなると、一番の魅力である「死にゲー感」がなくなってしまうから良いところがなくなってしまうのですよね。

戦闘の難易度は低いけどストーリーに引き込まれて続きをプレイしたくなるゲームの例としては、「ジャッジアイズ(ロストジャッジメント)」とかがあると思います。龍が如くシリーズはそういう意味で振り切れていますよね。ストーリーを味わってもらうために最後までクリアしてもらおう!というのが伝わってきます。

フロムゲーのストーリーは、全然引き込まれるほどわかりやすいものではないですからね。なんだか良くわからないまま独特の狂った雰囲気を味わいながら、アクションや戦闘のスリルを楽しむゲームだと勝手に思っています。

ストーリーを楽しんでもらう方向性にするのであれば、もっとわかりやすく物語がすすんでいかないと感情移入できないと思います。

アイテムの説明文とかまで読んで、ストーリーを考察するような人はライトゲーマーにはいません。

そんな風に考察してもらうのが前提であれば、ヘヴィなゲーマーしかそんなことをしないので、救済措置っていらないと思うのです。そう考えると遺灰は本当にいらなかったと思うわけです

タゲが自分に向いていない時に殴りまくるのって、もうフロムゲーの良いところを放棄したようなものですからね。

オープンワールドじゃないほうが良くね?

これもやってて思ったことなので、書いておきます。エルデンリングはオープンワールドになったのですが、これも良くなかったと思います。というか、死にゲーとオープンワールドは相性悪いと感じました。

死にゲーって、敵の配置とかプレイヤーの行動を考えて置くわけじゃないですか。それが、レガシーダンジョンと呼ばれる、今までのダークソウルのような個別の攻略場所に入れば成立するのですが、馬で移動するフィールドは、ほぼ敵を全スルーで行けちゃうし、全然面白くなかったのですよね。

敵が固まっている場所もあったりするのですが、そこの敵を倒しても特に大事なものとか何も得られないので、どんどんスルーするようになっていきます。

このあたりは「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」の凄さを再度実感させられました。

城に行くのには、そこまでに城を守る敵がいて、容易に城にはたどり着けないというのかと思えば、敵は沢山いて、大砲みたいのを撃ってはいるのだけど、馬でダッシュすれば城にたどり着けますからね。エルデンリングは。そんなことありえる?!

SEKIROは2周目、3周目であっても、ボスまでの道中も楽しかったです。まずボスの屋敷みたいにたどり着くのも大変だし、重蔵みたいな中ボスみたいのもいて、そんな中ボスと戦わないとボスにたどり着けないのですよね。

オープンワールドは、「戦わなくてもスルーできる」という考え方があるけど、死にゲーってそれだと意味なくないですか?っていうのを再確認しちゃいました。

なんだかんだで楽しんでたんじゃないのか?!

全エンディングまでコンプしておいて、辛口なことばかり書いていますが、私はなんだかんだで楽しんでいたのは否定しません。

やっぱりフロムゲー特有の狂った雰囲気が好きですし、ボスも遺灰使わなければ結構ハラハラして楽しかったです。

色々な武器を使ってみる(二刀流にしたり、魔法を使ってみたり)というSEKIROにない楽しみ方ができるのもあるので、そういう意味では、レア武器を集めてみたりとか楽しんでた気もします。

DLCが出たら、マレニアみたいなボスが3体くらいいて、評価がグンと上がる可能性もあります。

自分がやったフロムゲーで好みの順位をつけるなら

どのくらいの評価なのかは、私がやったフロムゲーのランキングでお察しいただければと思います。(あくまでもソロプレイでの評価なので、侵入とか対人とかマルチが好きな方は参考にならないと思います。)

第一位 SEKIRO(PC)

第二位 ダークソウル2(PC)

第三位 ブラッドボーン (PS4)

第四位 ダークソウルリマスタード(PS4)

第五位 ダークソウル3 (PC)

第六位 エルデンリング(PC)

第七位 デモンズソウル(PS5)

ダークソウル2は巷では評価が低いみたいですが、私は面白かったのですよね。加藤純一さんともこうさんのクリアするまで帰れません放送を参考にしてやったのが良かったのかもしれません。

久々に投資以外のブログ書いてみました。投資はチャンスを伺っている段階です。また何かに投資したら書きます。

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