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投資(米国株)記録、英語勉強(現状TOEIC865→目標950と英検1級)、ゲームや商品のレビューなど。哀愁の40代独身男。リスク口座資産6,934万円(入金4,506万円)。

cis本を読んだ感想・レビュー

2020/07/21

アマゾンでかなり前から予約していたcisさんの本が発売日に届いて、連休で読み終えたので感想を書いてみます。

とても正直に書かれた良い本だと感じました。

ゲームをやらせてくれた両親のおかげで相場で勝てたとか。相場をゲームとして攻略してしまったという感じでしょうか。

一生暮らせるお金はあるけど、楽しいから株を続けると書いていて、「奥さんとゴールデンウィークに旅行に行ったのに、トレードしたくて途中でいったん家に戻った」という常軌を逸しているようなエピソードなどをありのまま書いているのでとても面白いです。

学生時代からパチンコを人に打たせて取り分をとって貯金を貯めていたとか。

やっぱり凄い人は違うと感じます。

そんなcisさんも株を始めた最初はマイナスだったようです。

2ちゃんねるのオフ会で実際に儲けている人と話して、変わったそうです。アレがなければ今の自分はないと。

「上がっている株は上がり続ける。下がっている株は下げ続ける。」という考えに辿り着いて、徐々に今の投資に近づいていったと。

張り付きのデイトレードをすることで色々なことが相場から読み取れるようになったそうです。

ジェイコムの誤発注で儲けたときの、政府に取り消しされないようにするために色々やったこととか、読んでいてゾクゾクしました。

今はツイッターのほうが情報が早いということも書いていて、ツイッターとか2ちゃんねる(5ちゃんねる)といったところから、情報を得てそれが真実か確かめるスピードの大切さも勉強になりました。

「相場が正しい」とか、「依存しないようにする」とか、「専門家の意見は信用できない」とか、普遍的な金言のようなことも書いています。

しかし、cisさんは漫画の「アカギ」のような感じがするというか、私のような常人とは違う!というのも現実として良くわかりました。

取引時間中は興奮状態で集中力も凄かったそうで、抜け毛が増えたりしたそうです。今は前場だけにしているそうです。

この本は何度も読むと思います。それは「こうすればあなたも株で儲けられる」というような本じゃないからです。

自分がどのようにやってきたか、どう考えてきたか、をありのまま書いている本だからです。

つまり自分で考えて、色々とやって、自分の投資方法を確立しないといけないということなのです。

人それぞれ合う投資法は違うとcisさんは言っています。自分の特性を客観的にみて、自分が他の人よりも合う投資手法というものを確立することが大切だと感じました。

ブログを書いていたのも、cisさんにとってはとても良かったと言っていました。私も自分がどう考えているか、売買の記録などは厳しくてもブログに残していこうと思っています。

今はまだ買う時じゃないと私は思っているのでガマンしていますが、自分なりに必死で考えて、「今が買いだ!」と思ったら株を買います。

それまではつまらないブログになるかもですが、こんな感じで細々と続けていきます。

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