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投資(米国株)記録、英語勉強(現状TOEIC865→目標950と英検1級)、ゲームや商品のレビューなど。哀愁の40代独身男。リスク口座資産6,677万円(入金4,382万円)。

ZOZOスーツの凄さ Amazonはファッション販売で成功できるのか

先週の金曜のNVIDIAの下落はきつかったです。260ドルで踏ん張って欲しいとか言っていたのですが、250ドルまできてしまいました。

Amazonは-0.79%で1716ドルと1700ドルを保っているのでまだ見ていられますが、これ以上下がるとまた狼狽が発動しそうです。

含み益が10%を割ると、安心して眠れなくなりそうです。

そんなAmazonですが、ファッション販売ではZOZO TOWNのほうが凄いなぁと思った出来事があったので書いておきます。

ZOZOスーツの凄さを65歳くらいのお医者さんが話していた

私がとある学会に行ったときのことです。医師や弁護士の方が中心の学会で、私は前のほうの席に座りました。

その学会では少しだけAIのことやインターネットによる採寸のことが講演内容に出てきました。

すると休憩時間に、後ろの席のお医者さんAが隣のお医者さんBにこんな質問をして、そこからの会話が始まったのですが、ビビりました。

医師A:「Bさんはインターネットでモノを買ったりするの?」

医師B:「私はもう服はZOZO TOWNでしか買ってませんよ。」

医師A:「そんなネットで洋服を買っているなんてBさんも若いね~」

医師B:「ZOZO TOWNのZOZOスーツっていうのが凄いのですよ。着たら体の採寸が全部できちゃうのですよ。それも凄い正確!その採寸で買ってるんですけどいつもピッタリのが届くのですよ!」

という会話をしていたのです!!!!

実は私はそのお医者さん二人とも知っている方なのですが、驚きましたね。まさかこんなところにZOZOスーツを着た方がいるとは。

私はZOZOスーツをやってみたいとは思っていますが、まだやっていません。

こんな年配の方にまで着させちゃっているのが衝撃でした。

ZOZO TOWNの前澤社長という方は凄いと思います。

どう凄いのか、私の記憶をたどって書いてみます。

6年か7年前くらいだったと思いますが、ZOZO TOWNはネット販売でファッションを売っていて、当時では考えられないことをやりました。

返品不可」です。

私は当時これを見て、スゲーことやるなーこの人と思いました。

ファッションというのは、サイズが合わないことによる返品や交換がとても多くて、その対応というのがとても大変だそうです。

それに対して、「うちは採寸をしっかりやって、それをデータとして出すから、買うほうも責任を持って、良く見て購入ボタンを押してください。」というようなものだったと記憶しています。

そして、送料と手数料が高いと文句を言うツイッターに対して、「ただで商品が届くと思うんじゃねぇよ。お前ん家まで汗水たらしてヤマトの宅配会社の人がわざわざ運んでくれてんだよ。お前みたいな感謝のない奴は二度と注文しなくていいわ」とツイートしたりして炎上したりしていました。

そんな風に顧客にもビシっと責任や配送業者の大切さを言って、ZOZOスーツという発想に至ったのだと思います。

顧客にも責任を持ってもらう。その代わりにできる限りのことをする。

Amazonは顧客至上主義だから、顧客にとってAmazonのほうがいいような気がしますよね?

でも、ファッションをネットで販売する場合、顧客至上主義というものの解釈を変えないといけないと思うのです。

こういうZOZOスーツを提供するようなことが必要だったのです。そして、それを世界で一番最初にやったのが前澤社長です。

買うほうも返品や交換の手間は大変なのです。できれば1発で自分に合ったサイズのものを買いたい。

ファッションの場合は、返品・交換できても、それは顧客至上主義とは言えないと思うのです。

AmazonもZOZOスーツの真似をして同じようなことをやればいいじゃん!と言う人もいるかもしれません。

しかし「最初にやった」ということが大切で、しかもその採寸の正確さがないと、ただ話題性があるだけで一過性のもので終わるところを、クオリティもしっかりしているそうです。

ケンコバさんのTENGA茶屋というラジオで、紗倉まなさんもこのZOZOスーツの凄さを語っていました。

Amazonとしてはだいぶ遅れをとった形になりました。少なくとも日本では。

Amazon好きの私も、そういえばファッションに関してはAmazonでほとんど買ったことがないです。(特にお洒落というわけではありませんが)

モデルが着てスタイリング例を示すとか、そのモデルが身長何センチで何サイズを着ているか、とかいう情報もAmazonにはほとんどないので。

Amazonとしては、おそらくプライベートブランドでファッションを売りたいと思っていると思います。利益率が高くできるので。

日本はちょっともうAmazonがファッションを売る環境としては、かなり大変かなーと思います。

サイズ感などが大味な国であったら、プライム会員への配送のスピードや送料無料で勝負できると思いますが。

そんなお医者さんの会話でZOZO TOWNの凄さを再認識させられた、という記事でした。

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