FANGとかの「くくり用語」を好きになれない自分
私はFANGとかハイテク株とかの「くくり用語」みたいなものが好きじゃないです。
FANGはFacebook、Amazon、Netflix、Googleという米国の大きなネット企業の頭文字をとったもので、2015年に株式評論家のジム・クレイマーという人が作った造語だそうです。
今書いていても好きじゃないですね笑 私の性格からピンと来ないのでしょうね。
音楽もジャンルで、「私はヒップホップが好き」とか「俺はパンクが好き」とかいう人がいたりしますが、私はそういうのじゃないと思っています。
自分にとっていいと思える音楽かどうかだけで聴いているので、それが世間でヒップホップと呼ばれていようがパンクと言われていようが関係ないです。
パンクというジャンルでくくられたバンドはたくさんありますが、私の好きなバンドはその中の一握りです。
そしてみんなそれぞれに好き嫌いがあるので、パンクというジャンルに入っているバンドでも好きなバンドもあれば好きじゃないバンドもあるんじゃないでしょうか?うるさい音楽は嫌い!という人はいるでしょうが、、、
お笑い芸人でも同じようなことを思います。
私はお笑いが好きなので、「お笑い好き!」という人がいたとして、私とその人が一緒の感性として似ているとは限りません。
FANGというくくりの中でも、Facebookは成長するとは思わないけどAmazonは凄い成長すると思う、というのと似てる気がします。
造語って何かを流行させるのには重要だとは思いますが、投資するとしたら全然無視していいと思います。
お笑い芸人に株みたいに投資できるとします。
漫才ブームというのがあって色んな漫才コンビがいてみんな人気が凄いときに、「このビートたけしという人だけが今後凄い大物になるだろう。そのほかは漫才ブームが終わったら消える。」と確信してビートたけしに投資できますか?
今も数多くの若者が毎年NSCという吉本のお笑い養成所に入っていますよね。
NSCの名もない新人のライブを観に行ったとして、そこに若かりし無名のダウンタウンが出ていたとします。その漫才を面白いと思ったとしてダウンタウンに投資できますか?
島田紳助という人はまだ無名のダウンタウンの漫才を観て、その面白さ・凄さにやられて、自分は負けたと思い漫才を辞めることを決意したそうです。こういう人は投資できるでしょうね。色々あって芸能界は引退してしまいましたが、島田紳助さんのような嗅覚を持った方はお金には困らないでしょうね。
私の場合、当たらないことも多くあります。。。
ハライチというお笑いコンビがいてM1の決勝に出てきましたが、全く笑えませんでした。でもハライチの澤部はテレビに多く出ていて売れています。私はハライチ澤部には投資できなかったでしょうね。
今私が大好きな千鳥ですが、M1に出てきたときには同じく笑えませんでした。かなり後になって「いろはに千鳥」を観て腹抱えるほど笑って好きになるのですが、これだともう株価がだいぶ上がってから千鳥株を買うことになるでしょうね。
どれだけ早く「こいつは凄い!」と思えるか、時期も大切ですよね。
FANGというくくりはその時にキャッチーなだけで、今はもう状況がだいぶ変わっていますし。
「ハイテク株」とかいう言い方でくくられている銘柄でも、成長を続ける企業もあるし、衰退してしまう企業もあるということです。
「自分はコレが凄いと思う。」とか、自分の考えで見ていくのが必要だと思います。
コレが流行っているからとか、みんながコレがいいと言っているからそれをやっていると投資の嗅覚が少しずつ麻痺していくような気がします。
仮想通貨ブームとかもありました。私も資産を増やしたいので仮想通貨について色々調べたり口座を開いたりしましたが、その凄さを確信するまで行かず、投資するまではいきませんでした。
でも、株とかの投資をやったことがない人までも、仮想通貨に投資したというのだから「みんながやってる」というのは安心感があるのでしょうね。私はそれのが怖いと思っています。
株に投資するようになってから、「自分の考えをしっかり持つこと」の大切さを強く感じるようになりました。
マスメディアが平気で的外れなことを言って(書いて)いることも多いです。
「FANGの終わり」とか色々言われるでしょうけど、くくってキャッチーに言いたいだけですから!
まとまりが全くない文章になりましたが、私が個別株に投資しているからよりこうなっているのかもしれません。
投資するなら、キャッチャーな用語は無視!自分で調べて自分で決断するのが絶対に大切です!