ソフトバンクが採用にAIを活用すると公表したことなどについて
私がAI関連のNVIDIA株を買った翌日5/25に、ソフトバンクの孫さんもNVIDIAを40億円買ったというニュースを見たので驚いたのを覚えています。そして、5/29にはソフトバンクが採用にAIを活用すると公表したので、このことについて書いておきたかったので少し書いておきます。
孫さんは、携帯電話が爆発的に伸びると確信してソフトバンクを急成長させ、iPhoneの魅力をいち早く信じて独占契約して、日本ではソフトバンクが独占販売していた期間が長くありました。それによってソフトバンクはドコモやauと戦えるほどの携帯メーカーになりました。
そしてその孫さんがAIという大きな波に乗ろうといち早く行動しているのです。私はこんな孫さんの行動力を尊敬しています。だって必ずAIが世界を大きく変えるのは誰がみても明らかなのですから。
目の前に必ず訪れるものだとわかっているのに、日本の大企業はこういう大きな流れに対しての動きが非常に遅いところが多いです。
この前、朝まで生テレビを少しだけ観ていて、「AI時代の生き方」というようなテーマで話していたのですが、ディープラーニングの理解がない方が結構出演していて、「あくまでもAIは人間にとっての道具」とか「AIは人間が作ったものなのだから、AIが人間の仕事を奪うことなんてまだまだ先のことだ」とか言っていて、観てられなくて視聴をやめてしまいました。
もう現実に、ソフトバンクは採用にAIを使うのです。
就職という人間の人生をAIが決めるのがもう現実なのです。適正とか相性とかAIの活用はとても良さそうですよね。
囲碁でGoogleのAlphaGoというAIが人間の最強騎士に勝って、引退したというニュースもありました。このAlphaGoの打ち方は公表されているのですが、もはや人間には理解できないようです。そりゃそうですよね。人間に理解できるのなら人間はまだ囲碁でAIに勝てるはずですからね。ディープラーニングによって、囲碁においてはAIは人間を超えているのです。このことを理解できないと、AIは人間の道具に過ぎないという考えでとまってしまうと思います。
AIはもはや人間が作った、人間の理解できるプログラムではない段階にきたということです。
人間は自分の経験によって成長します。本とかで補えるかもしれませんが限界があります。
AIは蓄積された無限のデータから成長できるのです。
医療の画像診断などで、AIのほうが正確にガンを見つけられるというのがわかりやすい例だと思います。個人の経験(お医者さんが診ることのできる症例数)には限りがあるのです。しかしAIは、ディープラーニングでどんどん精度を高めることができるのです。
トヨタの車は自動運転でも世界的に勝って欲しいと思っています。いまプリウスが世界的に売れているからといって、ガラケーみたいな存在になる危険性があると思います。
自動運転車がiPhoneのようなスマートフォンだと思うのです。
孫さんはiPhoneを長い間日本で独占販売していましたよね。それはその素晴らしさに気づいて、信じて動いたからなのです。
AIについても、孫さんはいち早く動いています。孫さんのこういうところは、私は尊敬しています。
家電では、日本の大企業は世界的に負けまくりましたが、AIの変革にはどうか頑張って優位に立ってほしいと切に願っています。
独り言でした!
では