トランプ勝利。ポピュリズムと民主主義とか
アメリカの大統領選でトランプが勝利した。全く詳しくないので呟き程度書いてみます。
黒人初のアメリカ大統領オバマが、素晴らしい理念(We can changeに象徴される)を沢山掲げましたが、ほぼ何もできなかった。利権とかそういうしがらみなのかな。
そうなってくると、空気なんて読まずにアグレッシブな人で、やっと少し何か変えられるかもしれない。そんな気持ちがあってトランプが選ばれたのだろうか。
ポピュリズムという言葉で、今回のトランプ勝利を説明する方がいます。
ポピュリズムとは、一般大衆の利益や不安などで煽って政治を動してしまうことをいうようで、悪い例としてヒトラーのナチスドイツがよく引き合いに出されます。
でも、民主主義とどう違うの?という疑問が湧きます。 国民が選んでいるのだから民主主義とポピュリズムは同じことではないか。
情報が検閲などで遮断されておらず、国民がきちんと学んだ国家であれば、かなりポピュリズムは民主主義に近いと思うのです。(現実的には国民は無知ですし、目先の自分の利益に食いつきますが。)
そういった意味では、今回のトランプ勝利は今の民意を反映したものなのでしょう。ポピュリズムを批判する人は「民意を問う」といことを言う政治家はダメだと言ったりしますが、じゃあ民主主義の選挙制度って何なんだろうね?
そんなことを感じたトランプ勝利でした。
では