買ったときの株価を基準に考えてしまう心理
2018/03/10
昨日は、保有3銘柄全てが上がりました。今回の下げは、暴落ではなく調整だったというのが、長く米国株をやっている方の見解としては多いようです。今後は上がり傾向になると良いですね。
Nintendo Switch上でLinuxが動作するというニュースがあって、NVIDIAのTegraに脆弱性があると書かれていたので、株価が大きく下がるのではないかとドキドキしていますが、昨日はNVIDIA上がりました。
Amazonは医薬品流通業界に参入するというニュースがあったようで、大きく上がりました。医薬品流通業界の株価は軒並み下落したようで、Amazonがいかに既存の企業にとって脅威になっているのか、わかります。
Googleはのんびりな感じですが、先日の決算できちんと損失を計上したことは、私は好印象に思っています。日本の企業みたいに見た目だけ良い決算を発表するようなことが一番ダメだと思うので。Googleは、Amazonとは違って急激な利益拡大というのはないと思います。Youtubeの広告収入を例にとれば、ニコニコ動画(生放送)と違って、なぜYoutubeが成功しているかというと、自社の目先の利益を優先させずに、YoutubeのCreator(動画をアップしたり生放送する人)に収益が振り込まれる仕組みをとったことです。これは、広告主からの利益をCreatorとわかちあっているともいえます。Creatorがいかに大切かというのを理解していたからこそできたことだと思います。
この体制は長い目でみるととてつもなく強いと思います。テレビなどの地上波なんかよりも、とても身近な存在になりつつあるのがYoutubeだと思います。
今後、ターゲット(特に年齢)に適した動画を紹介する仕組みがAIできちんと整備されていくと、企業はテレビなんかよりもYoutubeに広告を出したほうがターゲットにリーチできる(きちんと届く)というのがわかると思います。今は子供による視聴が多いみたいですから。子供受けを狙った動画がバズってチャンネル登録とか増えるみたいですが、ここはまだまだ改善されると思います。
しかし円高ドル安が凄いことになっていますね。四捨五入で107ドルになっているけど106.95円で106台にまで入っています。
タイトルと関係ないことを長く書いてしまいました。失礼しました。
当たり前のことを書くな!と怒られそうですが、最近の悩みごとなので書いておきます。株の買い増しを検討していると、購入株価の呪縛みたいなものをどう解釈すればよいのかで悩みます。
私の場合、
NVIDIAの平均購入株価は141ドル 現在241ドル
Googleの平均購入株価は937ドル 現在1069ドル
Amazonの平均購入株価は986ドル 現在1451ドル
なのですが、買い増そうとしたときに、購入株価と比べて躊躇してしまうのです。
先日の下落でも購入株価近くまでは下がらなかったため、購入の決断ができませんでした。
暴落したときもきっとこの呪縛があるのだろうなと思います。
自分の購入価格よりも下がってしまったときに、購入価格まで復活する!と信じてしまうとか、それでさらに下がってしまったりとか。
でも忘れてはいけないのが、「自分がいくらで買ったかなんて関係なく市場は動いている」ということです。
上がっていくのか、下がっていくのか、を自分の購入価格とは関係なく判断できるようにならないとなーと思うのです。
株で損してしまう心理は、究極はここに集約されている気がします。
下がっていくと思ったらどんなに高く買ったとしても売らなければいけない。
上がっていくと思ったら以前にどんなに安く買ったとしても買い増す決断をする。
ということです。
現在、買い増し検討中なので、自分に言い聞かせる記事でした。
では!
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