【洋楽名盤】No.2 "... and out come the wolves" Rancid
2019/04/16
自分にとっての名盤、洋楽のNo.2はRancidの "... and out come the wolves" です。
何でこのアルバムが私にとっての名盤なのか、それはこのアルバムに入っているRoots Radicalsという曲が大好きで19歳くらいから一度も飽きずに聴いていることがまず第一にあります。
はっきり言って、Rancidはパンクです。パンクって言うとシンプルで何度も繰り返し聴くというよりも、最初に聴いたときの衝撃という感じがありますよね。コレは衝撃もあるのにずっと繰り返し聴いてます。
なんでだろうか
Rancidを初めて聴いた頃といえば、私は2こ上のサーファーの先輩の車でGreen dayのDookieというアルバム(あの名曲Basket Caseが入っているアルバム)を聴いて衝撃を受け、パンクバンドのアルバムを沢山買っていました。その中でもRancidのこのアルバムは、独特な印象を受けました。
硬派というか、パンクスというか、見た目もその他のバンドに比べると、モノホン感が凄いです。
音もシンプルでパンクのド真ん中といった感じで、ストレートなものです。それなのに、Rancidの中毒性というか、何度聴いても飽きないのは、何故なのか。私が思うランシドの魅力を書いてみます。
Tim ArmstrongとLars Fredricksenのツインボーカルの絶妙な声の違い。かすれたやさぐれ声と、男らしい太い声が交互に歌うことで抑揚がありますね。
パンクバンドとは思えないMatt Freemanの天才的なベースフレーズ。シンプルなパンクの曲なのに、本当に楽しそうなメロディのベースが自然に曲の大事な要素になっています。ホント、ベースでここまでコピーしたくなるフレーズが炸裂しまくっているバンドってないと思います。
特にこのアルバムにかぎっていえば、アンサンブルがとてもメリハリのあるものに仕上がっていて、ランシドの素晴らしいソングライティングをさらに強力なものにしています。
1曲目Maxwell MurderからOlimpia WAまでの5曲は、ホント素晴らしいの一言です。4曲目を彩るTime Bombという曲は、スカの曲としてはもうSpecialsを超えていると思う。もうスカといえばこの曲が代表曲だと思う。それくらい良いです。
これまでの長い人生のなかで、パンクなのにずっと聴き続けている最高のアルバム、Rancid "... and out come the wolves" ぜひおためしあれ
では