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「グラン・トリノ」の感想・レビュー 亡くなった父親を思い出すシーンが多かった

2019/07/25

三連休で時間があったので、クリント・イーストウッドの映画「グラン・トリノ」をアマゾンプライムビデオで観ました。町山智浩さんが誉めていたので観ようとは思っていたのですが、地味で難しそうな感じがしていたので、それからだいぶ日にちが経ってしまってからの視聴です。

予想していた通り派手さはありません。しかし、観始めてから30分程度である感情が湧いてきて、一気に吸い込まれてしまいました。

どんな感情かというと、「亡くなった親父を思い出す」というものです。

クリント・イーストウッドが演じるウォルト・コワルスキーという男は、朝鮮戦争で生き延び、その後フォードの工場で働きリタイアした男性です。

奥さんを亡くしてしまい家族が集まりますが、集まった息子達の家族ともギクシャクしています。なんでギクシャクしているのか。

それは、コワルスキーが頑固で堂々としてプライドが高いからです。息子達や息子の家族にとっても難しいと思われるような男です。

私の父もこのような人でした。いつも上から目線で話してきて、男はこうじゃなきゃダメだとか、そんなことばかり言う人でした。コワルスキーと雰囲気がとても似ているのです。スポーツカーに乗っているのも私の記憶とカブりました。

コワルスキーは、隣に住むモン族をとても嫌っていました。差別的というくらいに。

しかし、この隣の家族と関わりあうようになり、そこに住むタオという少年が自分の家の手伝いをすることになり、色々と指示を出していると、どんどんその家族(とくにタオ)を好きになってしまうのです。

始めは毛嫌いしていた隣の家族の良さを、徐々に認めてしまうのです。「こっちのほうがいいかもな」なんていう感じになってしまうのです。

とくにタオについては、寡黙でダメな奴かと思って接していたのですが、家の手伝いもしっかりやる働き者なので、「グラン・トリノ」(ヴィンテージのスポーツカー)を乗っていいと言うくらい好きになっちゃいます。

コワルスキーは自分の息子とはうまくやれなかったのですが、素直に「どうしたらいいか」とアドバイスを求めるタオには色々と言えるし、しっくりきた感じでしょうか。

私の父もコワルスキーのように口が悪く、いつも否定から入るのでやっかいでした。

でも、私が困って相談したときには、いつも真剣に話を聞いてくれ、優しい人でした。

忙しい父親だったので、2人で過ごした時間は少ないです。でも、少ないから逆に、2人で話した時間はかなり鮮明に覚えています。

いつも車で会社に通勤していた父でしたが、本社に行くときだけ電車で行くというので一緒に電車に乗ったことがありました。

そのときに、コワルスキーと同じようなことを私に言ったのです。

「あの女の子お前のことを見てたの気づいたか?気づいて声掛けないとダメだぞ」と。そんな見てたかな?いつもそんな勘違いしているのか?とそのときは思っていましたが、そのくらいポジティブな人だったのでガンガン女性に声を掛けてモテていたんだろうなーと今は思います。

映画のなかでそのほかに好きなシーンは、コワルスキーが床屋にタオを連れていったところですかね。ほのぼのしつつもタオもコワルスキーを好きな感じがしていいです。

映画の最後のほうはさずがにネタバレしずぎになってしまうので書きませんが、私はとても良いと感じました。

アマゾンプライム会員でまだ観てない方はぜひ観てみて欲しい映画ですね。


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