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投資(米国株、中国株)記録、英語勉強(現状TOEIC865→目標950と英検1級)、ゲームや商品のレビューなど。哀愁の40代独身男。リスク口座資産5463万円(入金4131万円)。

NVIDIAがディープ・ラーニングを支配できるのか?やはりGOOGLEなのか

2018/03/19

ゲームのGPUで有名なNVIDIAが自動運転のディープラーニング技術でトヨタと契約したことを発表してNVIDIA株価も大幅に上がりました。私もこのディープラーニングにはとても興味がある(前にディープラーニングについて書いたのがこちら)ので、凄いニュースだなーと思っていたのですが、本日GOOGLEがそのNVIDIAを潰す可能性のある発表をしたのでこれまたドヒャーと思ったので書いてみます。

そもそも何でゲームのGPUのNVIDAが自動運転の技術でトヨタと契約したのかというと、とてつもない複雑な道路状況などを画像認識をするのにとても速い処理速度が必要で、それにNVIDIAのディープラーニング技術が必要ということなのです。

NVIDIAはNINTENDO SWITCHとも独占契約をしてTEGRAというGPUを搭載したのでその時にも株価はググーっと上がっていたのですが、今回のトヨタとの契約でもさらに上がりました。

もはや単なるゲームGPUの会社ではなくなるわけですよね。こうなると。社会の根幹となるであろうAIのディープラーニング技術の最先端となると、NVIDIAが世界の中心企業となる可能性が大きい!ここ数日そう感じていました。NVIDIAの株を買っていた人は凄いですね。

私も今からでも買おうかなーと思うくらいです。

しかし!

今日GOOGLEが発表したTPUというディープラーニングの技術は、そんなNVIDIAよりも優れているかもしれません。このForbesの記事ではNVIDIAの技術とも競争できるものだと書いてありました。

このあたりに書いてありました

GOOGLEのTPUは、クラウド経由で使える処理&ディープラーニング技術で、NVIDAがGPU単独での技術だとすると、クラウドも兼ね備えたものがTPUということのようです。

となるとどうか、

ディープラーニングというものの特性上、多くのデータを学んだほうがより成長をしたAIといえるので、GOOGLEのTPUが素晴らしい!と、この発表だけをみると言えると思います。

しかし、処理の速さ、処理の安定性という点ではNVIDIAはこれまでゲームで培った技術があるので、これがどこまで自動運転などの急速な処理に求められるか、でNVIDIAがやはり凄いのか、それともGOOGLEが凌駕してしまうのか、にかかわってくると思います。

そして、このForbes記事では,

GOOGLE TPUは、クラウドサービスを持つGOOGLEにとってはクラウドでAmazonやMicrosoftとも競争力を持つことができるチャンスだともいっています。たしかに、ディープラーニングとクラウドを両方提供できるとすると、使うほうにもメリットあるし、GOOGLEのほうにも膨大なディープラーニングを集積できるのでメリットありますよね。

ディープラーニングはやっぱりGOOGLEがNVIDIAに勝ってしまうのだろうか。

気になりますね。

でも、NVIDIAはINTELを超えるとは思いますね。たぶんスマホにTEGRAのようなGPUは標準になるのじゃないかな。AIのスマホは画像認識の処理するのがかなり多くなると思うし。

では

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